インタビュー/マインドについて

リコネクション®リコネクション|エリック・パールインタビュー マインドについて1

Star People Vol.31より

聴こえることを疑わず、耳を澄まし、テクニックを超越して自分を許すことで、ゼロポイントフィールドにアクセスすることができる。リコネクティブ・ヒーリングにノーマインドは必要なのか?

 

 

答えを探して言葉を使うこと、すなわちマインドを使うことも私たちの学び。

Q.リコネクティブ・ヒーリングを効果的に行うためには「期待しないこと」だとおっしゃっていますが、その理由とはなんでしょうか?

エリック 期待しないからこそ、明らかな結果が出るのだと思います。
例えば、「これだけのエネルギーを上げて、これだけ下げて」ということをやらなければならないと思っていたら、それはテクニックを使っている状態ですOリングなどの筋力エストやペンジュラムを使ったりして治療法を決めること、これもすべてエゴやマインドを使っている状態です。

正しいかどうかを確かめるために何らかのシステムを使っている限り、私たちは本能をすべてシャットアウトしてしまっているのです。
ただ、テクニックを超越することを自分に許せば、自然にあるべきところに流れていきます。そうすれば、科学でいうゼロポイントフィールドにもっとアクセスできるようになるのです。

天才、本当に才能のあるサイキッカーやヒーラーは、特に耳を澄ましています。そして、聞こえていることを疑うことは絶対にしないのです。
リコネクティブ・ヒーリングでも、私たちはそのフィールドに入っていくだけです。
そしてこれまでとは別の感覚で耳を澄まします。

Q.感じるということですか?

エリック そうです。感じて、気付いて、観察し、そして行動する。分析や思考ではありません。意味づけをしたりもしないでください。

人間はどうしても考えて道に迷ってしまいます。そうするとヒーリングのレベルが低くなります。HOW とかWHY と言う質問は、力を奪ってしまうのです。

なぜなら「答えを見つけた」と思った瞬間、そこで学びが終わるからです。
「これは正しい、これは間違い…」などと、エゴはより良い答えを見つけようとします。

でもエゴを超越して観察することができれば、結局答えなんてなかったと気づきます。そうできれば私たちはもっと満たされた気持ちになります。起きていることをただ観察する証人になれるからです。

例えば美術館で本当に美しい芸術作品を見た時、子どもが無私の愛をほかの子どもや大人に与えているのを見た時…。それだけで真の美であるものに触れた時、「私は、私は」と言わなくてもよくなります。
何か自分で付け加えよう、変えようとした瞬間に観察の立場から離れてしまい、その素晴らしい体験も軽されてしまうのです。

「テクニックを学ぶ」ということはないのですね。
エリック ヒーリングする時に、「手の形はこのようにしなければ」などと思いますよね。複雑な幾何学やある種のオイルを使ったり、電車の中でさまざまな想念から身を守るためにプロテクションをかけたりします。そういうことをしているとノーマインドの状態から離れてしまいます。そして恐れの状態に入ってしまいます。つまり自分は100%以下だから何かを身につけたり、イメージしたり、何かしなければいけないということです。

でも、自分が100%であることを許せば、身につけるものに全く価値がないことがわかります。

リコネクティブ・ヒーリングでも、最初の段階では気づくために手を使いなさいということはあります。しかし、いったん感覚に気付けたら、もうそのポジションに手を置く必要はないのです。あとは自由に自分で探究すればいいのです。

Q.しかし、今この瞬間も私たちは言葉を使っています。それはマインドを使うことですよね?

エリック これも私たちの学びなのです。例えば、会話上手であればあるほどコミュニケーションが上手であると考えがちです。
しかし、もっとも純粋な形のコミュニケーションは言葉を使いません。言葉を与えられているのは、コミュニケーションのツールとしてではなく、乗り越えるべきチャレンジとしてなのです。

私たちが言葉という壁を乗り越えることを学ぶと、宇宙との一体感という方向にどんどん近づいていきます。そして、ノーマインドの状態になります。この感覚は臨死体験の後に戻ってきた時の感覚に似ています。体験談によれば、あちらの世界では言葉を使いません。誰かを見るだけで、膨大な情報をコミニュケーションすることになるのです。

Q.言葉を否定するわけではないのですね。

エリック・パール もちろんそうです。一見矛盾したように見えることでも、実は矛盾ではないのです。ひとつのことを伝えるために、いろいろなやり方、使い方、フレーズがあるということを学び、一生懸命地球の言語を使ってコミニュケーションをする、それも成長です。しかし、私たちに贈られている贈り物のひとつは静寂を体験することでもあるのです。
静寂の中に耳を澄まして観察すると、その中にしかない気づきが得られます。問題解決の方法が浮かんだり、新しい発見があったりもします。

発明も、芸術的なインスピレーションもそういった時間に来ています。そういう時、私たちは宇宙と一体になります。単なる時間の無駄だと思っていた瞬間に、こういった贈り物は得られるのです。

Q.自然にそうなれる人はいいのですが、意識的にしなければならないと思うと、それもまた矛盾ですね。

エリック・パール ディーパック・チョプラが思考と思考の間に「ギャップ」と名付けて、それを有名にしました。それは多くの瞑想家にとって確かに意識的な目標になっています。

しかし、ここにパラドックス(逆説)があります。思考と思考の間のことですから、意識的にここに行くことはありえないのです。言語と非言語のパラドックスに似ています。テクニックとテクニックの超越との関係にも似ています。

瞑想のことを超越瞑想という人もいますが、それは超越した時に初めて贈り物が手に入るからです。つまり、意識的な思考を超えた時こそがギャップなのです。

私たちはエネルギーヒーリングのテクニックを超えれば、宇宙とひとつになって真のヒーラーになれます。ただ、テクニックに戻ってしまう人もいます。あまりにも意識的で瞑想中も長い間ギャップに入れない人もいます。これはやっぱり学ぶべきことです。

光とひとつになってください。私たちは人間としての体験をしている魂です。その状態に戻ることがリコネクションです。わたしたちはそこで初めて完全になります。それこそがワンネスなのです。