感情の不感症からの脱出4

感情的不感症からの脱出 の続きです。

出典:clipartpanda

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左耳で聞く人の場合、
耳から入ってきた信号は
すぐさま右脳に伝えられますが、
言語処理を行うためには、いったんは
左半球に伝えられる必要があります。

そのため、情報処理のスピードは遅くなり、
また伝達される途中で
高周波音は部分的に失われてしまいます。

左右の耳の優劣は、
私たちが言語に基づく技術を
学ぶ能力に影響するばかりか、

コミニュケーション能力にも
かかわるため、結果としては
人間の幸福感をも左右する事になります。

そこでトマティス博士は、左右の耳の
不均衡が極端な場合に
ついてみ、
それを緩和するためのさまざまな方法を
開発しました。

しかし音楽は右脳、
左耳と密接に結びついています。
これまでに
研究がなされたかどうか
わかりませんが、

左耳の能力が優れている場合、
それが音楽的な能力に影響するかどうかに

ついて調査を行ったら、
有益なのではないかと思います。

神経系と脳の間の、すべての感覚情報を
やりとりする中継地点で
ある耳は、
驚くべき機能を果たしています。
聴覚にとどまらず、見たり、
触れたりして感じる事すべてが、

耳を通じて伝わるのです。

つまり学習障害といった
行動障害などは、一般的に
考えられているような、
単なる聴力の問題

ではないのです。

 

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