Fly me to the Moon

プラハセミナーに参加している時、ちょうど満月を迎えていました。
夜、ホテルでリコネクション®のセッションを、82歳のおじいちゃまに
する事になっていました。
彼は、スロバキアからのセミナー参加者で、英語がほんの少ししか
話せません。
通常、セッション後、「セッション中何を感じましたか?」とお訊ねするのですが、
彼は話せないうえ、窓の外の満月がとても気になるらしく、窓の外を見て
「ムーン!ムーン!」とはしゃいでおられました。
旅の途中のセッションだからこその体験、このセッションは生涯忘れることが
ないでしょう。
そんな、月の光の下でのセッションを終了し、翌日プラハの街へ出かけました。
トラムの乗り継ぎの途中、秋の風がふっと頬を撫でた時、
ふとサラボーンの歌う、Fly me to the moonが頭の中に
流れてきました。
これまで彼女の世界ともうひとつシンクロしなかった私なのですが、
このプラハの街でやっと一つになれた気がしました。
セミナー中、Dr.エリック・パールが「言い換えると」と言う言葉を
頻繁に使いますが、この曲の歌詞も好きな人への気持ちを
「比喩」で表現しています。
自分以外の人に気持ちを伝えるのって難しい。
セミナーに来られている方にどのようにして伝えれば
「すっ」と入っていくのだろう…
そんな思いからのDr.エリック・パールの工夫なのでしょう。

 

リコネクション®のセッション後は、個々人の個性が輝きだします。
言い換えると 「自己表現できる人」になって行く…
冒頭お伝えした82歳のおじいちゃま。
セッション後の、キラキラしたお顔で私に伝えようとした
あの様子!!!
今後も、輝く人が増えていったらいいな♪