みっち(江藤美智子)です。
サンタからのプレゼント
靴下の中にサンタがクリスマスのプレゼントを入れてくれる。それを知ったのは小学生の時でした。
クリスマスイブの日に枕のところに靴下をおいていたらそれにプレゼントが入れられる。多分テレビを見て知ったんでしょうね。
初のクリスマスプレゼントは、ピカピカで艶のある富有柿が1個と300円が入っていました。これを書いている今気付いたのですが、靴下に入るサイズの物を母はいろいろ考えたに違いありません。
しかも家から歩いて買いに行ける物。母は車の運転ができなかったのです。それを思うとあー泣けてくる。
そして次の年も靴下を同じように用意していましたが、靴下の中には何も入っていませんでした。がっかりしていたら1週間後のお正月、ポストのところにボールが3つ(3人兄弟なので人数分)とお菓子がぶら下がっていました。
喜んで誰かがボールをプレゼントしてくれたんだと、両親と隠居の祖父母のところに報告に行くと、祖父が「サンタが日にちを間違えたって電話が来たよ」と大笑いで言ったのを覚えています。
「期待している自分」
ほのぼのとした昔話ですが実は、この頃すでにクリスマス=プレゼントという「期待する」自分が出来たがっていました。
時は流れ、なんと37年の歳月が過ぎようとした時
「期待を手放すのがヒーリングを受け取るコツ」
と書かれているリコネクティブ・ヒーリング®を特集した雑誌の記事を読みました。
リコネクション®を受けた後、期待を手放すというか、望む結果をあきらめた時、まさしくヒーリングがやってきたものですから、これは本当だ!と実感し、それからできるだけ期待をしないように意識してきました。
6年経ってやっと期待しない事が少しづつ身について来ました。
「期待をしない」ことは本当の豊かさと繋がることです。 なぜなら、何にも執着していないから。。 何かに執着しているということは、 「やってくる豊かさの形に制限をつけている」ということ。
期待していると、視野が狭くなり自分の期待した結果しか見えなくなります。でも、期待をしなくなると断然視野が広がります。そのため必要な情報を見逃さない。
落胆への谷底
結果が自分の期待通りにならなかった場合、期待を抱けば抱いていたほど落胆への谷底は深くなり、絶望し自己否定へとひた走ります。
たまには人のせいにしちゃったりして。
3年前に母が他界し、「期待する人」からの脱却にも成功しました。
「期待を受ける」と知らず知らずのうちに「ええかっこしい」になってしまいそれがうまく行かないと自分を責めます。
期待する人がいないと気持ちがとても楽です。それを学んだ今、自分と人に「期待しない」ことをできるだけ実践しています。
これまでの熱血期待人間だった私自身、変化した自分が別人のように感じる時があります。
自分の中の別な顔、43歳になっても見つかるものです。私って面白い^^