みなさんこんばんは。今日もリコネクション®&リコネクティブ・ヒーリング®マタリキのブログへおいでくださりありがとうございます。
今日は先週、東京から訪ねて来られたお客様(Aさん)のことをお話します。Aさんとは都城出身で三鷹在住の友人を介して知り会いました。東京へ行った時は時間を作ってくださり、東京の見どころを案内してくださったり、毎年12月には、三鷹の友人とAさんとで青山の子供の城の円形劇場であるお芝居「ア・ラ・カルト」を観に行くお芝居友達でもあります。
Aさんはモモクロの大ファンでいらして、今回福岡のライブのチケットが抽選で当たったそうで、ライブの後に高速バスにて宮崎の都城北のバス停までいらしてくださいました。そして私の車でピックアップし、Aさんの行きたいところを尋ねると
Aさんからの観光リクエストは、
1.きょうすけの九州・宮崎・都城にまつわる神話を聞きたい!
2.都城のRyuのチキン南蛮が食べたい!
3.江藤農園(みっちの実家)を見たい!
この3つでした。
何とディープなリクエスト。普通の東京人ではまず無いセレクトです。
台風26号が来るか来ないかの時でしたので、まずランチタイムにRyuにご案内し、その後いったんサンプラザホテルにお送りし、18時にきょうすけが都城音楽祭事務局からホテルにお迎え、その足でせっかくだから温泉をと、「湯ぽっぽ」にご案内しました。
1時間経ってから、再びきょうすけに迎えに行ってもらい、家で都城の郷土料理を食べた後、いよいよ「きょうすけの語る、都城の秘話」へ突入!途中、熱くなったスモーカーの2人は、玄関の外に腰掛け、30分くらい語っていました。
次の日、心配していた台風はそれ、秋晴れの良い天気に。
そこで、高崎の畑へご案内する事になりました。まず、父のいる縄瀬原のきゅうりのハウスへ。植えて1週間くらいのきゅうりの世話をしている途中の父を紹介し、Aさんは熱心に父の説明を聞いていました。
特に、減農薬の為のオランダから技術の輸入したという紙コップのベッドにいる害虫駆除のしかけに驚いておられました。
それから、弟のマンゴーハウスへご案内し、マンゴーのハウスにクーラーをかけて実のなる時期を調整する事と、受粉には、木の蜜を集める日本ミツバチと、蠅を使うことを説明しました。蜂はルートを決めて飛ぶ習性を利用し、蜂の飛ばない場所には、ランダムに飛ぶ蠅の協力を得ます。蠅はどこから連れてくるの?と言う質問を頂き、その宿題はまだできていません。
弟に聞いたら再度このブログでお伝えします。
最後に、弟のいるピーマンのハウスへご案内しました。人間の背よりも高くなっているピーマンの茎を見たのはAさんも私も初めて!びっくりしていると、オランダは3メートルくらい成長させて高所作業車で収穫することを聞きました。ここでもオランダという言葉が出てきたのでびっくり。流石オランダは農業先進国です。(私個人的にはリコネクション®セミナーのついでにオランダを旅した時見たシュタイナー農法にトライしてみたい!)そして、弟から採りたてのピーマンを貰ったAさんは大喜び。
ハウスの外に出て霧島山が綺麗だったので見ていると田んぼのあぜにキジのツガイと子供が!虫を探して黄色に実った稲穂の間を行き来していました。
田舎者の私に出さえ珍しいのに、東京生まれ、東京育ちのAさんにとって野生のキジとの遭遇は宇宙からのプレゼント!モモクロで使った双眼鏡が私にまで恩恵をもたらしてくれて!
土に触れるということ、土から育った野菜をつくる人々と触れ合うということ、風になびく稲穂の音、風に踊る杉の葉の音、ほほに感じる秋の風、目に映る山々、自然の豊かさ全てを受け取ってAさんは東京に帰って行かれました。
私が東京に行くようになってから、いつかは東京や大阪や都会の方々を宮崎の都城にお迎えし、リコネクション®と自然に触れ合う旅というものをご提案したいと考えていましたが、今回は思いがけず、Aさんがその扉を開けてくださったような気がしてなりません。
ありがとうAさん!
何かが現実に近づくそんな予感、久しぶりに感じました。しばらく消えていたワクワク感がまた芽生えようとしています。