私が見た夢「トカラ列島の海底火山と水晶の中の幽霊」

一夜にして火山灰に埋もれてしまった鳥居

水晶の中に居た白い着物を着た長い髪の女性

先日アップしたブログで夢のお話をしましたが、最近インパクトのある夢を見たのを思い出したので、そのお話をしたいと思います。その夢は予知夢というよりは、私を必要な場所に連れて行ってくれたという結果をもたらした夢でした。


夢の内容…
私の友人が落武者の格好をして夢に出てきました。その人は透明で綺麗な水晶でできた大きな刀を持っていました。私はその人を見て「なんでこんな格好をしているのだ」と思いながら、その人と記念写真を撮ろうとしてしゃがむと、水晶の刀のつばの上辺り、普通だったら○○作と刀の制作者の名前が彫られている辺りに、白い着物を着た長い髪の女性が閉じ込められているのを見つけました。その女性は何か言おうとして口をパクパクしていましたが、声は聞こえませんでした。それ見た私は恐ろしくなり、その幽霊に向かって「南無阿弥陀仏」と何度かお経を唱えている途中で目が覚めました。久しぶりに怖い夢を見て心臓がバクバクしていました。時計をみたら、6月10日の0:30ぐらいでした。

霊がついている人がいても勝手に除霊してはいけない

一度、目が覚めてしまうとなかなか寝付けないものです。しかも、幽霊のような怖い夢を見た後はなおさらです。このような時には瞑想をして夢からの気づきなどがやって来るのを待つのですが、その晩は、夢に出て来た人のことを考えていました。その人には、以前、実際に何度か霊が霊が取り憑いているのを目撃したことがあったので、またその人に霊が憑依したのかもしれないと思いました。また、他人ごとではなく自分にもそういった存在からのアプローチがあるのではないかと考えてもみました。そうこうしているうちに、いつの間にか眠ってしまいました。

多分、ここまで読まれた方は、「みっち、除霊ができると聞いてるけれど、瞑想する暇があったら何故除霊してあげないの?」と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれません。霊と言うのは、必要だからそこにいるわけで、憑依された人も憑依する霊となんらかの共通した周波数を持っているから憑依されると考えます。なので、憑依されている人がいてもこちらから良かれと思い勝手に「取るとか、払う」と言ったことをしたらいけないのです。また霊が別な場所に移動したいときには、向こうの方から頼んできます。私はもうこれを15年以上前に自分の体質には合わないと悟り、仕事から外したので今は自分の体験に集中しています。

フォスフォラス、ホメオパシージャパン

ホメオパシーで気づいた夢の意味

するとその朝、親しくさせていただいている、あるグループのラインで、山や海の火山活動を沈めるための祈り合わせの会があるというお知らせをいただきました。私の住んでいる近くの活火山は、霧島の新燃岳と鹿児島の桜島がありますが、祈り合わせの場所は桜島の「黒神神社」でした。黒神神社とは、1914年(大正3年)の桜島の大噴火で、一日にして火山灰に埋もれてしまった、黒神埋没鳥居があり、それは噴火の脅威を後世に伝えるため、当時の村長が掘り起こさずにそのまま保存することを決断し、現在もその姿を見ることができる神社となっています。これまで、2~3度そこを訪れたことはありましたが、怖くて神社の祠にはお参りしたことがありませんでした。

LINEをいただいた瞬間は、祈るという行為はどこでもできますし、あえてそんな寂しくて気味が悪いところに行かなくてもと考えました。しかし、よくよく考えると今回の祈り合わせの主催の方は、巨大水晶にご縁があり、しかも全国の浮かばれない武士の霊を慰めるという活動をしていた方の縁者なので、「夢」との関連性を強く感じ参加することにしました。

それを決めた次の日の朝のことです。唇の右の端っこの内側に口内炎ができているのを気づきました。痛くはなかったものの気になったので、ホメオパシーのレメディーの力をかりようと、ホメオパシーの本で口内炎が出来た原因を調べました。

すると、口内炎の症状もいろいろありますが、今回の口内炎の状態から推測するとフォスフォラスが該当していました。一番の決め手は、「幽霊を見る」でした。そう、私は一昨日、幽霊の夢を見ています。フォスフォラスのテーマは「世の中は楽しいこと、美しいものだけではないことがわかる」という意味を持っており、そのころの私の目の前に現象化される出来事とも一致していました。

そこで、早速フォスフォラスのレメディーを1粒口にほおり込み、舌下でゆっくりとレメディーをとかしながら身体の変化を観察することにしました。1日後には口内炎が消え、身体の他の不具合も消え始めました。

青い服と夜光貝のお守り

そして、昨日、6月25日に黒神神社の祈り合わせに行ってきました。この日は、富士山『北口富士浅間神社』、蒜山『茅部(かやべ)神社』、桜島『黒神神社』の3社に仲間がそれぞれ40人ほど集まり、自然への御礼と災害回避を祈る行事でした。私は桜島の現地で仲間が待っているという事だったので、その場所へ足を踏み入れる怖さは薄らいでいましたが、道中ひとりより誰か一緒に行ってくれる人はいないかなと思いっていると「25日に有給をとるからどこか遊びに行こう」と誘ってくれていた友人に声をかけたら一緒に行くと言ってくれたので、二人で向かう事にしました。

家で出かける準備をしていた時に、山にお祈りに行くのになぜか、海の神様にお祈りに行くような気がしていました。白い服を着たかったのですが、雨で洗濯物が乾いていなかったので、次に着たいと思った青い色の服を着ました。アクセサリーは普段あまり付けないのですが、なんとなくお守りを持ちたくて、タヒチで買った夜光貝のブレスレットと石垣島で買った夜光貝で作ったネックレスを付けて行きました。それを道中、友人に話すと彼女もなんとなく海の神様に会いに行くっぽいと感じていたことを話してくれて彼女も青いストライプの服を着ていました。

トカラ列島で起きている地震

黒神神社に向かう途中では、今、トカラ列島で起きている地震活動の事が話題に上りました。6月21日からの地震は6月26日午前10時までに震度1以上を観測した地震は500回以上に達し、このうち悪石島で震度4を観測する地震が6回発生しています。トカラ列島で地震が多い理由は、海底のでこぼこした部分が陸側に常に追突しているような状況なので、たびたび地震がまとまって発生しているのだそうです。

そして、悪石島の名前の由来のことに話が広がりました。今でこそ、物事には「良いも悪いもない」と中庸の立場を取らせていただいていますが、一般的に考えると悪石島とはあまりいい名前にない感じがします。なので、何故そのような名前になったのかと調べてみました。すると、「島のあちこちに石があり、崖から落ちてきそうだから」という説や、「平家の落人が、追手が来ないようにあえて恐ろしい名前を付けた」という説があるそうです。

「悪石に黒神なんて本当に偏った見方をすると、変な名前だね、その神々にどんなご挨拶に行くんだろうね?」という共通のテーマを持ちながら、自分勝手に「お祈りの時間は雨が降らなければいいね」という素朴なお天気の神様への「願い」もありました。

一人の静けさよりも、大人数の静けさを体験する

祈りの時間の時間が12:00からだったのですが、その30分ぐらい前からは雨が上がり参加者の皆さんは傘を持たずに集合されていました。何年かぶりに再会した方、半年ぶりに再会した方、そして名前の知らない初めてお会いした方々と、「祈り」の場を共有させていただきました。

一番印象に残っているのは、「一人の静けさよりも、大人数の静けさの方が静かに感じる」いう事を体験させていただいた事です。黒神神社は元々、静かなところですが、大人数がいてその中で静けさを作ると静けさの質が違ってくるのです。これは、私がセミナーの仕事で世界を周っているときに覚えた事です。一人でいるよりも大人数で静けさを作ると言いますか、静けさを共有した時は本当に「静か」を感じることが出来るのです。それを再体感させていただいたこの「祈り合わせ」の会に感謝しているところです。5分間だけでしたが祈りが終わり、各自解散となりました。雨が降らず、強い陽も当たらずで過ごしやすい「祈り」の日となりました。

結局、6月10日に見た夢のキーワードを改めて拾い上げていくと、戦国時代の武士、水晶、幽霊、刀、写真、お経と、6月25日に出かける前に感じた海の神様をトータルして重ね合わせると、今回私たちが参加した黒神神社でのお祈りは、トカラ列島の海底火山、そして遠くはニュージーランドや、ポリネシアの海の神様たちにも私たちの祈りの周波数が伝達したのではないかと思っています。

さて、北海道の古本屋さんから「プレアデス銀河の夜明け」が届きました。著者のバーバラ・ハンド・クロウさんは占星術師と作家、チャネラーということなので、占星術の視点から書いてあるこの本に、21年の時を経てまた再会するなんて考えてもみませんでした。当時の私は占星術なんて「私はいて座」ぐらいしか知りませんでしたが、今は本に出てくる単語がもっと理解できると思うので読むのが楽しみです。読み終わったら感想を書きますね。そして、この水晶の中に閉じ込められた幽霊の事で何か進展があったらご報告いたします。

いつもありがとうございます!

Love,
みっち