みっち10年ぶりにJAZZをうたう

MRT宮崎放送おやじバンドコンテスト。Jazzバンドルートセカンドのメンバーで演奏するオリジナル曲てゅぴてゅぴ
みっち、MRTおやじバンドバトルでベストスマイル賞を受賞2009.2.2

投稿日 2021-05-12 最終更新日 2021-05-14

みっち10年ぶりにJAZZを歌う

みっちです。
牡牛座新月ですね。昨年より19日も
早く梅雨入りした宮崎。雨の音を聞
きながら新月の遠隔ヒーリングの後、
静かな気持ちでブログを書いています。

YouTubeに、私が初めて覚えたJAZZ
のナンバーのAll of meと、大好きな
曲のSmileを歌ったのをアップしまし
た。これらの曲は、2006年5月から
活動を開始したJazz バンド Root 2nd
で演奏していた曲です。

みんなとのライブ活動は楽しかった。
メンバー全員がフロントに立てる方
々ばかりの集まりで、私が一番音楽
は勉強してなくて下手なのに、
「JAZZをやりたいんだけど」と声を
掛けたら、みんなにこにこして一緒
にバンド活動をしてくださいました。

いろいろあってバンド活動を辞めて
しまったのですが、10年ぶりに歌っ
てみようかなと思ったきっかけは、
ひょんなことから。

人生や、自分が変わるきっかけは、
「ここが運の変わり目です」と華々
しくイルミネーションがあるわけで
はなく、その扉は、地味に現れるの
だと毎回のように思います。

今日はそのお話をします。

大阪のサムハラ神社に友人と車で行ったときにメモした言葉今日の名言のメモの写真。もしかしたら幸せの入り口は地味なのかもしれないよ
大阪のサムハラ神社に友人と車で旅したときにメモした言葉

バンドの練習をしなくなった理由

10年ぶりに歌を歌うって?なぜ?
歌が好きならどうして歌わないの?
と疑問に思われる方もいらっしゃる
でしょう。そこで、私が何故音楽か
ら離れしてしまったのか、理由をお
話しをしようと思います。

私は、Root 2ndではメインボーカル
を担当していました。
その他に2Blow Zingというハードロ
ック系のバンドでコーラスを担当し
ていました。

毎回、コーラスだけの練習では音が
とれても、全体を合わせる時には全
く自分の声が聞こえない。すべての
音が混ざって聞こえて何が何だか分
からなくなるのです。私は、他のメ
ンバーは何でこんな大音量の中でよ
く音が聞こえるのだろうと不思議に
思っていました。

また、ライブを観にライブハウスに
行っても30分もしないうちに毎回家
に帰りたくなる。

音楽が好きなのに、音楽のある場所
に行けばなんかそわそわ落ち着かな
い。大きいホールでは、隣の人と話
すのに、自分の声の音量調節ができ
てないという自覚がなくて声が大き
いから静かに喋れと何度も注意され
たり。

普通の人なら、自分がこんな感じだ
と、人と違うのではないだろうか?
と気づくのだそうですが、私は気づ
くこともなく、(かなりの鈍感…汗)

みんなと一緒に行動できない、誰も
理解してくれないのが寂しいという
気持ちだけが膨らんで、そのうち、
だんだんコンサートやライブ会場へ
は行かなくなってしまったのでした。

また、2010年から海外に仕事に行く
ようになって、仕事が理由でバンド
の練習に出れないようになりました。

原因は聴覚過敏だった

時は流れ、昨年秋にたまたま観た
YouTubeで、私は聴覚過敏だとい
う事を知りました。

聴覚過敏というのは、その場所に
ある音と、自分の聞きたい音をピ
ンポイントで聞き分けられず、そ
れにより注意力が散漫になり必要
以上に疲れたり欲しい情報が聞き
取れずイライラし始めるそうなの
です。

なんでこれまでそれを今まで気づ
かなかったのだろう。もし、自分
と他者の感覚の違いをもっと早く
わかっていたら…そう思います。

バンドならコーラスのパートは絶
対選ばなかっただろうし、メンバ
ーに迷惑をかけることもなかった。

もしかしたら好きな音楽のジャン
ルも変わっていたかもしれません。
ボーカルなら暗詞は当然のように
要求されるけど、歌詞がどうして
も覚えられなくて。

歌詞カードを見て歌うなんてダメだ
と言われていたから、努力不足だと
思ってたけどこれは私の脳の性質で。

ワーキングメモリが小さいんです。
だから忘れっぽい。トホホ。

自分の特性を知って他人のことも理解ができるようになった

音楽に限らず、こんな私を努力不
足と言っていた人たちの事を恐れ
ていたけれど、

「できない自分を
責めなくてもいいのだ」

と思えるようになったら、別に相
手は私を責めていたわけではなか
ったのかもと思えるようになって
きました。

そうわかってきたら安心して人と
話すことが出来るようになりまし
た。リラックスして話せるから前
より心の中が落ち着いて緊張せず
に話せるようになったんです。

人との距離感は自分との距離感だった

私は相手との距離のとり方が難しい
と常々思っていました。しかしそれ
は、自分との距離がとれていなかっ
たのもひとつの原因だということに
気づきました。

自分は自分なのだから、自分との距
離なんてないでしょ?と皆さんは思
われるでしょう。

ここで私が言っている自分との距離
とは、思考と感覚と身体がいかに一
体化しているかということです。

普通の方は、生まれつき、思考と感
覚と身体はほぼシンクロしています
が、私はシンクロしていなかった。
つまり、動こうとしている意識と
実際動く身体の機能がずれていたの
です。

これには驚きました。自分ではちゃ
んと動いているつもり、身体の中心
もわかっているつもりでした。

最近は、発達専門の臨床心理士さん
や、整形外科の理学療法士さんにそ
の対処法を学び、意識と身体がシン
クロする訓練を受けています。

身体がシンクロし始めると、日常の
出来事もシンクロが加速してくるの
に気づきました。

幸福の入り口は、シンクロという道
をたどって行った先にあります。

スマイルを歌うヒーラー江藤美智子みっちの写真

自分の声が聞こえなかった理由

2月の後半に「みっちゃん、歌いたか
ったらピアノ弾いてあげるよ」と願っ
てもない幸運の入り口がやって来まし
た。その人の名は、種子田博邦さん。

収録当日、歌を歌う前に発声練習をし
ました。博邦さんが、私の歌い方を聞
いて、頭蓋骨に響かせる声の出し方の
レッスンをしてくださいました。
多分、4~5分練習しただけですが自
分の声がはっきり聞こえるようになり
ました。

どうやら、私は声を出そうとする意識
と声帯の筋肉にも感覚のずれがあるの
ではないかと気づくことができました。

映像で捉えた自分の変化

自分の声が聞こえると、歌うときに安
心して歌えることにも気づきました!
そして、いつもよりリラックスできて
いました。

録画した素材を改めてみると、表情や、
動きがいつもと違います。イメージ通り
の動きをしていました。これまでは、素
面なのに、お酒を飲んでいる時みたいに
動きや声がずれているなあと感じていた
ので、シンクロ率が半端ないのにビック
リです。

自分の声がきちんと聞こえているとこん
なに印象が違うんだと知ることができま
した。これも、映像を通してこれまで自
分の事を観察してきたからこそわかるこ
とでもありました。

博邦さんから、ボイストレーニングに行
くといいよと勧めていただきました。

ありがとう、しょうちゃん

歌は2月28日に都城の吉左右で収録しま
した。そして、その9日後、Root 2ndの
メンバーでもあり、吉左右の店主でもあ
った松元彰一郎さん(しょうちゃん)が
天へ帰ってしまいました。あまりにも急
すぎて、寂しすぎて録画の編集ができず
にいました。

でも、もう四十九日も過ぎたことだし、
落ち込んでいる都城の音楽仲間やしょう
ちゃんの近しい人たちに向けて何かでき
ることはないかなと思って思い切って
編集したものをアップすることにしまし
た。

音楽でいろんなご縁を繋いでくれたしょ
うちゃん。兄みたいな、時には父親みた
いな存在でした。

都城音楽祭の時にドルシーの厨房で一緒に
ピラフを作ったのは楽しかった。

シドニーにリコネクションのセミナーに
行くのに「お金いるやろ?」と言って私
が貸していた音響機材の売り上げをタイ
ミングよく渡してくれたのはすごく助か
りました。

前世では、みっちゃんねるでいつも聴き
手をしてくださっている岩切加代さんと
私と3人はオペラ歌手で、馬車に揺られ
てヨーロッパをツアーしていたビジョン
も観たことがありました。

来世では、どんなご縁で出会うのだろう。

しょうちゃん、また楽しいことしようね!

いつもありがとう。
Love,
みっち


ピアノの博邦さんは、プロのJAZZピアニ
ストでいらっしゃいますが、最近はリラ
ックスと安眠と瞑想の音楽も作曲されて
います。眠れないとおっしゃるお母様の
ために作られたそうです。

▶種子田博邦/リラックスと安眠と瞑想の音楽
https://www.youtube.com/watch?v=KY9-GodhPs8

リコネクションについて理解を深めたい方は、以下の記事を参考にしてください。

リコネクションとは
リコネクティブ・ヒーリングとは

お家で受けられる(遠隔ヒーリング)とは