エルサウンドデー

投稿日:2019-12-23 最終更新日:2019-12-27

みっちです。
昨日の冬至は鹿児島県曽於市末吉文化
ホールで、ラージサウンド・クラブが
主催する村田隆師匠の追悼イベントの
お手伝いに行きました。

実は、今回のイベントは行くのに気が
進みませんでした。
なぜなら、聴覚過
敏で大きな音だと耳が極端に疲れてし

まい、機嫌が悪くなってしまうので、
大きい音がする場所
は極力避けたいた
め。


だから、大好きだったバンド活動もや
めてしまったんで
す。でも今回は、せ
っかくエルサウンドゆかりの方々が

まるイベントだし、行くだけ行ってみ
て、しんどかっ
たら理由をきっちりお
話して帰ろうと思いながら、出席
しま
した。


しかし、心配もつかの間、私はホワイ
エで受付担当だっ
たので、音量もバッ
チリ。ハードロックを聴きながら、

村田さんが編集したUFOの資料を5冊
も読めて、参加された方々とも楽しく
おしゃべりができるという超ラッキー
な日になってしま
いました。



村田さんとの出会い

30年前に股関節の痛みから大阪を離れ、
城に一時帰省していたときのことです。
私は趣味のバンドの練習で
エルサウンドと
いう音響屋さんのスタジオ
を利用していま
した。

たまたま、そこの事
務所でオーナーの村田
夫妻と話をしていたら、今度イ
ベント部門
を立ち上げるから、うちで働か
ない?と声
をかけられて都城にUターンす
ることに決
めました。


エルサウンドで教わったこと

交友関係

都城に帰って仕事をし始めたら、大阪での

仕事の進め方と全く違うので戸惑いました。
村田夫人からは何度も「そんな考え方では、
都城では通用しない」と何度も叱られました。

そして、丁寧に、都城の方とのお付き合いの
方法を教えてくださいました。
今でもたくさんの友人とお付き合いさせて
いただけるのは村田夫妻のお陰です。



風水

以前ラジオ番組のレギュラーで風水のことを話
せるまで追求していたのですが、そのきっかけ
をくれたのが夫人でした。

非科学的かもしれませんが、毎日暦を見て、営
業に行くときには活用していました。吉方位に
行くと面白いように人に会え、破れの方角に行
くと人に会えないのがわかってきました。

そのうち暦を見なくても集中すると、イケル、
イケテナイがわかるようになってきました。
夫人はにこにこしながら、それをエトちゃんセ
ンサーと名付けました。

そのうち風水では限界があるのに気づきました。
今のリコネクションのワークをしているのは
限界を超えられる何か方法があるはずだと思っ
ていたから。

限界を超えられる方法がリコネク
ションだった
んです。そして、今は限界を超え
ることができ
たから、どうして限界がくるのか?
という限界
のメカニズムもわかるようになりま
した。

20代のころ、この対局を知るきっかけをくださ
った夫人には限界を超えることができた時に大
きく感謝の気持ちが湧きました。



意識の使い方

村田さんは意識を使って実現させたい目標を限
りなく叶える法則を教えてくださいました。毎
回自分が組んだイベントの時にそれを実践して
習った意識の使い方の信ぴょう性を確かめるこ
とができ、自信にもつながりました。

数年前に、村田さんが言っていたのと同じ法則
で会社経営されている方に都城でお会いしま
た。瞬間的にその方の言っておられることが

解できました。

しかし、こうやって書きながらショックを
受け
ています。


なぜなら、私は村田さんから習ったその法則を、
イベントの集客の時のみ使っており、他のこと
に応用していなかった…ということに、「今」

気づいたから。

私は今から早速実行、実験してみようと思いま
す。



猫との接し方

村田さんは、大の猫好きでした。私はそのころ

猫アレルギーだったので、事務所にいておなか
すくと、すり寄ってくる猫が実は嫌でした。

でも雇い主の猫なので可愛くなくても無理して
かわいいと嘘を言っていました。
村田さんは、一度も私を叱ることはありません
でしたが、一度だけ注意されたことがあります。

それは、猫に話しかけるときの言葉です。
猫が、外に出ていこうとしてドアを開けて
って言ってきたので、私が「車に気をつ
けるのよ、道路に行っちゃだめよ」と声を
かけた時のこと。

いつもは無口の村田さんが、「えとーちゃん
(そのころの音楽業界は苗字にちゃんづけ)
猫にはね、○○しちゃだめって言わない方が
いいんだよ。」と言うのです。

「え?なぜですか?猫は人間の言葉がわかる
んですか?」

と聞いたら

「うん、わかるんだよ。猫に限らず、植物も、
物もわかってるんだよ。特に僕は猫の言葉が
わかるんだ」

と聞いた瞬間!ガビーン、私がさぼってるの猫
告げ口されてら。

と血の気が引くのと同時に、村田さんが真顔で
猫に○○しちゃだめと言ったらいけない理由を
言い始めました。

「猫はね、本当に素直で、○○してはいけない
いう事を真面目に聞くんだよ。例えば家の前
の道路に行ったらダメと言ったら、それをきち
んと守
り、代わりに家の後ろの道路に行ってそ
こで怪我
したりする。だから、○○してはいけ
ないと言わ
ないことだよ。そうすれば猫は事故
で死ぬことは
ないんだよ。」

時は過ぎ、15年前に、ちびという猫とのコミュ
ニケ
ーションがきっかけで私の猫アレルギーが、
完璧に治り、猫を飼い始めました
。私が猫を飼
い始めた時には、村田さんか
ら習ったことを忘
れていて、猫にあそこに行ったらダメ、こちら
はダメと可愛さゆえに行動制限を課していまし
た。


ところがそれで何匹も交通事故で死んで行きま
した。
ある日、ふっと村田さんの言っていたこ
とを思い出し
それから猫たちに行動範囲の制限
をすることを止めま
した。それからというもの、
猫が事故に遭うことはな
くなりました。

村田さんの言っていた事は本当でした。



UFOや宇宙人との接し方

村田さんはPAのオペレーターのほかに、UFOと
人の意
識の研究をしていました。
それについてはちらっとしか知らなかったので
すが、昨日のエ
ルサウンドデーの受付をしなが
ら、その資料を初めて見
ることができました。

村田さんの作ったUFOを見たり宇宙人とコンタ
クトをするため
の手引書的な資料は、おもしろ
いことに、リコネクティ
ブ・ヒーリングの哲学
の一部がそのまんまそこに載って
いる感じでし
た。


結局、リコネクティブ・ヒーリングで使う周波
数も、
宇宙人やUFOの周波数も、取り扱い方は
一緒で、
エゴが邪魔しない自分でいなければな
らないってこと。


目標にたどり着けるには、いかにエゴや恐れを
取っ払えるか
に掛かっているということだとい
うことです。


最近、哲学とか、宇宙論とか、量子論とか、時
代ごとに
わかりやすく表現した本や映画を見る
機会が多くなって
来ています。

新しいと思っていたことが、実は時代ごと
に焼
き直しされたものだったりして、がっかりする
ことが今年は沢山ありました


でも、それとは逆に普遍的なものごとや、人の
普遍的な
興味を意識的に知ることができるよう
になったのは収穫
です。



ところで、イベントの最後辺りで、仲間が「え
とーちゃん
このDVDどう?」といって村田さん
の遺品の中から「すご
い氣が出るDVD」という
怪しいタイトルのDVDをにやにや
しながら手渡
してきました。

私は最初「そんなのいらん!」
と無視していま
した。そのDVDの表面には3人の人物がプリ

トされていて、それぞれの人物にNG、NG、
OK、OK、OKって
3つもOKがついているギタ
ーを持った見覚えのある顔が
載っていました。
あれ?これって若き日の苫米地さん??


まさしくその人は脳科学者の苫米地さんでし
た。私は彼のファンなので、急に
嬉しくなっ
てこれ持って帰ることにすると言って、映画
ための効果音のCDとともに、家に持って帰
ることにしま
した。

勧めてくれた仲間と、「あはははは!」と笑
って片付け
を始めました。

今年の秋にあった納骨式の時は、村田さんの
弟子
たちは立派な音響のオペレーターになっ
ていて、私は
何にもできてないな、と寂しく
思ったけれど、UFOと意識研究の
資料を読ん
だときに、「な~んだ私はこっちのほうでち
ゃんと後を継げているではないか」と、嬉し
くなりました。

だってその内容を100%わかるのは今日集ま
った仲間では、
私しかいないでしょ。


私の今の仕事の原点は、実は30年前にすでに
ここにあったのです。

結局、私が都城に帰ってきた訳が、わかった
気がしました。

 



いつもありがとう
Love,
Michiko