プロセスとゴールはいつも一緒

昨日からの続き。
今日でラスト。
なんだか、最近聞いたお話にシンクロしてる。
うふ。人生って面白い。

一瞬、一瞬が「生命」を持っている生きかた
 私がまだ十代のときのことだ。ガールフレンドが
私を愛していると言ったので、
「ぼくが突然シワだらけの99歳の老人になっても、
それでもぼくを愛してくれる?」と彼女のほんとうの気持ちを
聞いてみた。
彼女はけげんな顔をして、
「そんなのあなたじゃないわ」と答えた。
「ぼくという人間はこの体じゃない。
だから、もしキミがこの姿を好きなのなら、君はぼくを
ほんとうに愛していないのだ。
ぼくはひとりの少年であると同時に、99歳の老人でもある
のだから…」 とぼくはそのとき彼女に言った。
 誰かを好きな時は、たいていその人の心の事は考えないで
見かけにこだわるものだ。
外見的なラベルなど、ほんのかたちの一部だと認識しなさい。
それよりも、もっと心の部分を大切にするようにしなさい。 
プロセスとゴールはつねにいっしょであることを理解しなさい。
人間はいずれ完成するものでもなく、究極のゴールに
到着するわけでもない。人生は刻々と変化し、成長するものだ。
 道の一歩一歩、人生の一日一日は、それぞれが完成されたひととき
であると同時に、人生全体のひとつの部分となっているのである。
なんでもない瞬間などというものはない。
ちょうど今あなたが生きているこの瞬間は、全体であって、人生全体から
切りはなされたものではない。
人生というものは、あなたが別の計画を練っているあいだに起きる
という古い諺を覚えておきなさい。
そうすると、あなたが本来ひとつであるものを人工的に分けたりしないで、
すべてのものが一体であるということに焦点を絞り、そのことを考え続ける
事ができるのである。