草原の河

みっちです。

今日は、宮崎の自主映画主催者の仲間内で、
話題になっている
草原の河」を紹介します。

桜満開の頃、リコネクションの出張セッションで、
宝塚に行った時、スカイマークを利用しました。

私は、飛行機に乗ったら機内誌を見るのが好きで
毎回、ぱらぱらとページをめくります。

今回は、チベットのソンタルジャ監督作品
「草原の河」の記事を見つけました。

中国政府により、チベット語をなくしてしまう
ような働きがあり、
自由に母国語が使えない
傾向にあると聞いています。

言葉をつかえないとチベットの文化もだんだん
失われてしまう。

私は、2013年から育てているホーリーバジルと
関わるようになってから、チベットの事を
知る
ようになりました。そして、チベット語を現地
で聞いてみたいと
思うようになりました。

チベット語が生き生きと話されているうちに
チベットに行ってみたいと
思っていましたが、
チベットの事を知れば知るほど、
遠い国にな
っていました。

機内誌の情報のとおり、東京の岩波ホールまで
観に行こうと思っていたら
大坂の第七藝術劇場
上映していると聞き、鹿児島空港へ帰るフライトを

待つ時間に、観ることができました。

話の内容よりもまずインパクトがあったのが、
天才的な子役の
ヤンチェンン・ラモの演技。
以前、タレントプロダクションで働いていた
せいもあり、どうしても
演技の方に気をとら
れてしまいます。

しかし、それもつかの間、グッと話の中に引き
込まれました。

田舎で育った幼少期の私とヤンチェン・ラモの
境遇がクロスして
何度も大泣きしてしまいました。

デコルテラインのところまでぽたぽた涙が溢れて、
ハンカチを持っていて
よかった。

本編で話されていたチベット語は、時折、都城弁
のイントネーションに
似た感じもして、チベット
を近く感じ始めました。

チベットも方言があるそうで、この映画の舞台と
都城はどんな共通点が
あるのだろうと、そちらに
も興味が湧きました。

誰もが持つと言われているインナーチャイルド。
それを優しく思い出させてくれて、解放してくれる映画。

美しい目をした小さな女の子から、私は魔法をかけてもらいました。

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